こんにちは。

今回は三笠で超有名な焼き鳥の移動販売されているマルヤスフーズさんのラッピングの依頼を賜りました。
車両の販売やメンテナンスをされている業者様からの依頼となります。

デザインも依頼したいということで弊社でいくつもの案を提案させていただきましたが、
ことごとく却下~! オーナー様意向になかなか沿えずに四苦八苦。

やはり、オーナー様の車両ですからとことんご要望に応えなければなりません。
最終的にオーナー様から図案をいただきそれをデータ化することに。
拘りの品はとことん拘るべきですので我々も全力で対応させていただきました。

ということで、

 

このような車両。
キャビンは元々赤色をしているのですが、コダワリのワインレッドに色を調整し、
キャビンもルーフごと貼替えることになります。
また、いくつかの難所があります。

扉の施工方法です。
デザインが細かいために各パーツにも印刷・施工を施さなければデザインは成り立ちません。
作業時間が大幅に増えるため多少金額にも反映します。実はカーラッピングは面積の大きい場所よりも細かいパーツ部分のほうが時間がかかります。
一見なんの変哲もない枠でも面の部分でカットするのか、材質によって、車両形状によっては巻込んで水が入りにくくするなど要所要所での対応を事前確認してから進めていきます。

 

リアに差しかかる部分はかなり丸みをおびていますのでリアのデザインに影響がないようにしっかり調整。側面はドアのスライドラインと並行に調整していきます。また、上から下に向かって凹凸も数か所あるためデザインのつなぎ目、見やすさなどにも気を使い、必要な部分は多少シートを伸ばしながら施工します。

データ制作にかんしても、シートのつなぎ目など凹凸のある個所を避けて、デザインが損なわれないように注意しながら配置。依頼主様への確認を何度か行いながらすすめていきます。
画像は分割イメージです。

イザ施工!
今回は4名体制で臨みます。作業位置で役割を分ける場合と、下地処理をする人、貼る人、カット処理をする人に分ける場合もあります。今回の作業で一番大変なのはトライバル柄が綺麗に見えるようにする貼る作業が一番大変ですね。逆に乗用車の方がカット作業に一番気をつかうことになります。

細かいパーツの部分も全体を見ながら丁寧に貼りこみ、カットしていきます。

そんな中、途中、側面を施工しいてル班にアクシデントがおきました。
トライバルの角度が全体的に少し下がっている??

シートを貼る際は車の進行方向に向かって後ろ側から貼ります。
何故かというと風や雨の抵抗をなくすために10mm~20mmほど重ね貼りしなければなりません。そうなると後ろ側から前に向かってはることが前提となります。
そして、もちろんシートは伸びるものです。伸びなければ凹凸や曲面に対応できないからです。そんな特性のあるシートを貼るには凹凸に対応する時の微妙な力加減が大事になります。少し引っ張るとデザインが伸びてしまいますからね。さらに気温が高いと伸びやすくなる習性があります。

このアクシデントは、一部貼り直しをすることで解決することとましした。
オーナー様の大切な車。背に腹は代えられません。
絶対ないとはいえないアクシデント。最小限殿ところで食い止めて、真摯に対応していきます。
プロですねで! 冷汗!

そうして実可動8日でトライバル部分が完成しました。
キャビン全体ももコダワリワインレッドにシート施工しています。

こちらの扉部分も

こうなりました。(よかった~汗)

いかがでしょうか。

コダワリのデザイン車両にほどこしてみせんか?

お気軽にご相談ください!

Follow me!